ジャパンロゲイニングチャレンジ2006菅平大会
開催日:2006年6月11 (日) 晴れ 場所:長野県真田町菅平高原 大会ホームページ(要項、プログラム、成績など): http://orienteering.hp.infoseek.co.jp/rogaine/index-j.html
12時間クラス地図
12時間クラス作戦中
3時間クラススタート前
大松山の羊歯林
Montrail
Montrail今年も恒例のロゲインに参加してきました。12時間と3 時間のふたつですが、自分の出たのは3時間。
注)「ロゲイン」とは、正式のものは24時間の時間制限で行うスコアオリエ ンテーリングと言えます。違うのは地図がオリエンテーリングのような精度の高 い地図ではない事、チームでの競技だという事です。3時間のクラスはオリエン テーリングの地図で、個人での競技なので、まさに長時間版のスコアオリエン テーリングでした。参加者は12時間クラスが多く、3時間のクラスは41人でした。12時間が土 曜日の夜10時スタートで、夜を徹してのレースが終盤にかかる、日曜の朝8時が 3時間クラスのスタートでした。 12時間クラスは作戦タイムが長いので、参加者は道路や白樺荘内外にべたっとなって計画していました。地図は写真のとおり上田の付近まで入っているので、なかなか大変そうでした。こちらは冷やかしなので、気楽にみてましたが、ここは直進でショートカットだなんて結構無茶としか思えないことを言っているチームもいました。本当にあそこをショートカットしたのでしょうか。
3時間クラスはスタート約10分程度前に地図を見て、そこで作戦を立てます。昨年もですが、ど うしても地図南西にある大松山を中心とした尾根上のポイントを回り切れなかっ たので「今年はなんとしても制覇してやる」と考えたので、あまり作戦も何もな し、いつも違って大松山山塊に直行する事にしました。人数も少なく天気も曇りでどうももうひとつ気分は盛り上がりませんでした。
さていよいよスタート、同じ方向に向かったのはひとり。しばらくバス通りを走って 下っていると、後ろから足音が。道の逆側にわたって追い抜いて行ったのは、2 位になったH氏でした。最初のポイントの湿原入口の23、30を取って、いよ いよ山に。37に向かう舗装路を走っていると、前方にひとり。12時間クラス 棄権のN氏でした。37をとり、50に達すると、直前に12時間クラスで優勝 したチームが直前に通過しました。そして本格的な畑の中の急斜面の道路から、 笹やぶに入って直登し、小径に。このあたりは羊歯の林でした。尾根上の鉄塔に 到着すると違う方向から12時間のチームが来て、すれ違い。まだまだ元気そうでした。101は直前の 300mくらい小径が消えて笹薮の直進でした。風の音か工事のような音がする。こんな所で会わないよなとは考えるものの、しまっていた熊よけ鈴を外にぶらさげました。そして鈴を鳴ら しながらの、薮の直進で時間もかかり、101で1時間。予想以上に時間がかかっています。次の110には逆戻りし、途中 まで道を下って行くと、尾根につながっていそうな手頃な分岐が現れたので、そ の道に入りました。途中で道は消えたものの、それほど苦労せずにスキー場の オープンに到着。急斜面を登ってピークに到着すると、ひとり110のポイント から脱出するところでした。こちらも追っかけて110をゲット。後でLAP表をみた所、最初に同じ方向に向かった入間のM氏と判りました。次の125ま では単純でしたが、101と同様ポイント直前は笹薮の直進でした。戻ってくだ り、沢の奥から道を下るが全然76が現れない、結局地図の標記よりかなり下で 発見。この後、48、53と取り、少し登り返して58の予定だったが、どうみ ても時間不足。予定を変更して58に直行。さらに73、38と取り、湿原対岸の道路に出たと ころでもう一度時間と距離を確認、30分弱あって、75まで往復してもゴールまで4km程度、75は探し回る心配もなさそうなので、75を取りに行きました。後はひたすら走り、身体が重くてきつかったですが、スピードを出し過ぎずに走り続けました。昨年みた いにバス通りの登りで脚がつったら遅刻でしたが、ぎりぎりで制限時間に間に合 いました。
796点でシニアで2位、全体で7位でした。距離は20kmで登りが 800m。ちょっと無茶だろうとは思ってましたが、大松山山塊制覇は無茶でし た。41人中、山頂部の101、110、125のどれかを取ったのが7人、内 2ポイントとったのが2人、3ポイント制覇は2人でした。全体の優勝者でも1 ポイント、2位はひとつも取っていないという点から考えても、やはり無茶をし たと言えるようです。
自分のコースはカラーの地図に。全体の優勝者、2位、シニアの優勝者のコース をモノクロ地図にかいてみました。後者は実際の経路までは確認してません、確 実なのはポイントの通過順のみです。
最後に今回使用した道具を紹介しておきます。写真のものですが、なかなか軽くて 快適に走れ、裏のパターンが大きいのでぬかるみにも強そうです。一 応、側面のプロテクトもされています。オリエンテーリングシューズに比べると プロテクトは弱いですが、その代わり走り易くなっています。このところオフ ロード系のレースではナイキのエア・テラというのを使っていたのですが、昨年 のこのレースであたるようになってしまい、スポンジでごまかしてきた のですが、新しい靴を買いました。Montrailの靴です。渋谷のアートスポーツで 買ったのですが、家に帰って型名を調べようとしたらホームページに見つから ず、古いモデルかなと思っていたのですが、17日に再度みたら見つかりまし た。[alt af:RKmont01a]Montrail highlander[/alt]のヨーロッパ・日本・香港向け別注モデルだそうです。
[alt af:RKstimu01a]GREGORYスティミュラス[/alt] 水分補給用はこのテレインで3時間の場合、自動販売機をあてにするという手も あります。しかし、いつでも水分を取れるようにするためと、熊除け鈴などの 小物を出し手入れしやすいようにしたいので、ハイドレーションザックを 使いました。昨年も使ったものですが、Gregory Stimulus というモデルです。 腰ベルトの部分にポケットがあり、そこが気に入ってます。
以下はLAP表です。 polarでの自己計測結果なので、公式とは少しずれています。 心拍からみると力を出し切れてません。脚のほうが先にきてしまった感じ。 2位(796) 、靴:Montrail Highlander別注 NO 経過時間 区間 最大 平均 1(23) 0:10:33 10:33 153 137 2(30) 0:18:09 07:36 153 142 3(37) 0:27:50 09:41 151 144 4(50) 0:36:43 08:52 157 138 5(101) 1:00:36 23:52 155 142 6(110) 1:29:49 29:13 158 144 7(125) 1:48:44 18:55 157 142 8(76) 2:03:08 14:24 158 139 9(58) 2:08:49 05:40 153 140 10(73) 2:22:18 13:28 161 148 11(38) 2:31:50 09:32 159 140 12(75) 2:39:14 07:24 167 159 13(GL) 2:59:23 20:08 174 162さてさて来年はいよいよ24時間レースの第1回。第1回という言葉にはとてもひかれるのだけれど、どうしたものか。お気楽チームといっても長いですからね。