全日本リレー&インカレショート結果と来年の菅平予定(2002/11/3-4) - 森を走ろう!
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全日本リレー&インカレショート結果と来年の菅平予定(2002/11/3-4)



速報は以下の的場さんホームページにあります。

http://www2s.biglobe.ne.jp/~matoba/public/olk/index.cgi


以下、木村さんのメールにインカレショート併設などの中止の状況や
菅平での来年の計画などが書いてあります。

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11月3日の全日本リレー大会、
11月4日のインカレショート大会に参加された皆様、
ご参加ありがとうございました。

とっても寒い高原の、しかも雪空会場での参加、
ほんっっっっっっっっっっっっっっっとに・寒かったと思います。
菅平高原といえども、例年11月の連休あたりは、
まだ雪が降っても軽く積もるだけで、昼には融けるような感じです。
しかし今年は雪の到来も早く、運悪く、本大会がその雪に
あたってしまいました。

一面銀世界になりながらも、全日本リレー大会は
何とか天気も持って、無事開催することができました。

 しかし翌日のインカレショート大会は、天候のため部分中止
をせざるを得ない状況となりました。併設クラスとB-finalを
中止し、選手権予選とA-Finalのみを辛うじて実施することができました。
インカレショートのテレインを走ることを楽しみにしていらした
参加者の皆さんには大変残念で申し訳ありません。



今回の部分中止についての経緯を少し詳しく説明いたします。

 標高1600mに会場を置く今回の大会では、気候により競技条件が
大きく変動します。もともと菅平高原の牧場で11月に大会を行う
ということ自体、不安要素を多く抱えていました。
 しかしながら、テレインとなる牧場施設は10月いっぱいは
放牧期間にあり、使用することはできません。オリエンテーリング
大会で使用するには11月を待ってからということになります。
しかし、例年ですと11月上旬はかなり冷え込むものの
降雪や道路凍結はほとんどありませんでした。

(1) 大会の部分中止・第1段階発動
 さて、今年の場合
 11月3日夕方より降った雪が路面に積もり、深夜から
星の出る晴天となりました。放射冷却により気温は相当下がりました。
大会当日の朝には大会会場に向かう輸送路が全面凍結してしまいました。

菅平OLCの皆様の活躍で、輸送路の確保に努めました。
天候を見て急遽手配しておいた塩化カルシウム剤数十袋
を農業用トラクタにて路面散布を行い、何とかある程度の
輸送路確保ができました。それでも雪道に対する完全装備を
した車以外の会場入りは難しい状態でした。
宿からの小型送迎車輛(雪道対策車輛)や、4WD/雪道タイヤ
装備の車くらいしか会場入りできない状態でした。

用意した大型バスで会場横まで輸送することは諦め、会場1.5km手前より
徒歩によって会場入りしていただきました。
このように輸送路が細くなってしまった時点で競技の1時間順延を決定し、
それにともなってB-finalの中止を決定しました。


(2) 大会の部分中止・第2段階発動
 上記の決定後に、太陽も少し顔を出してきたので、大会はB-Finalの中止
だけで進むだろうと思っていました。
 予選のスタートが開始される1時間前、午前9時の時点でまたまた山の
天気は急変しました。黒い雲が山を覆い、多量の雪が落ちてきました。
さらに最も恐れていた濃霧が会場を包み始めていたのです。
いわゆるホワイトアウト現象です。

 この天候の中、オリエンテーリング初心者とも言える、学生新人クラスと
Nクラス、Bクラスの選手を山に送り込むことは危険だと判断しました。
迷ってしまった選手を実行委員会側で救出することは不可能な天候に
なってしまったというのが、その主たる理由です。
そこで、併設クラスの中止を決断しました。

しかしながら、各地区学連より選抜された選手権選手なら
行方不明になることは無いだろうということで、
そのまま選手権予選を実施することにしました。


(3) 選手権予選の安全対策

 このように併設大会を中止したことによって、ナショナルチームのメンバーも
併設大会を走れなくなってしまいました。そこでナショナルチームを
はじめとしたメンバーの提案で、選手権予選の安全確保を行うことにしました。
予選最終スタートより10分後に選手のキャッチアップを行う後走者を出発させまし
た。
選手権予選参加者のスキルや能力には大きなバラツキがあります。
ちょっとしたミスや体調不良により大きく遅れそうな選手を後ろからキャッチアップ
していただきました。

 本大会のテレインには数多くの有刺鉄線があります。
通常の天候なら有刺鉄線が走っていても見えます。
しかし今回は有刺鉄線にて怪我をしたランナーが多数出ました。
しかも、選手権予選の前半に出走したランナーに集中しています。
この時間帯は降雪があったため、その視界が遮られたためだろうと
思います。


(4) 選手権決勝の安全対策

 さらに会場にて選手権決勝の安全確保パトロールの
ボランティアを募ったところ、多数の人が応募してくれました。
 そこで、決勝コントロールはほぼ全コントロール有人として
選手の安全確保を行いました。有人コントロールは必ず複数名で
行っていただきました。


このように、悪天候のため様々な大会進行の変更・中止が
ありましたが、何とか学生選手権だけは実施することができました。
この大会進行にご協力いただいた、参加者の皆さん
ボランティア臨時運営者の皆さんホントにありがとうございました。

そして、何より中止にも関わらず会場で選手達に熱い声援を
送っていた学生の皆さん。ありがとう、おつかれさまでした。

そして、最後に悪天候にも関わらず、何とか選手権開催まで
こぎつけるべく尽力してくれた地元の協力体制に感謝したいと思います。


木村
長野県菅平高原

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 11月に入ってからの菅平高原はすっかり冬の風景に変わりました。
毎日少しづつですが、降雪があり、道路は毎日凍結状態です。
そろそろスキーリフトも運行を開始するんじゃないかと思ってしまうほどの
天候となっています。

大会の後片付けもほぼ終了しました。
これから、菅平高原はスキーシーズンに入ります。
フットオリエンテーリングの季節は終了し、
来春の雪解けより再開となります。

今回のテレインは全て菅平牧場の中にあり、
夏の期間中は放牧が行われています。
テレインの殆どに立ち入ることは出来ませんが
一部例外があります。

今回のインカレショートのみで使用したA-Finalの前半部分は
「芝牧地区」と呼ばれる範囲です。この地区は現在放牧が
行われておらず、菅平高原旅館組合にて年間契約でテレインを
借り切っています。
 この地区は夏は陸上競技の高地トレーニング用として
クロスカントリーランのコースにもなっています。
(地図にあるループ上の小径がそのコースです)

 真夏に菅平高原で合宿を行うと、陸上選手の走る中
クロカン・ランとオリエンテーリングという刺激的な経験が
できるかもしれません。またこの時期はテレイン内に
高山植物が咲き、青い空、緑の草原、可憐な花に囲まれての
練習ができるでしょう。
 そして、手にする地図はトリンブル社GPSを使用した誤差1m以下の
位置精度をもち、RMOサービス山川氏による入魂の地形・植生表現が
されています。
 標高1600mのテレインは真夏でも決して蒸し暑さを感じさせない
爽やかさも魅力です。


 さて、今回のイベントに引き続いていろいろな企画をまた
菅平高原では計画しています。

 まだ構想段階の域を出ませんが、5月の第2週あたりに
6時間ロゲイン大会をやろうという企画があります。
 さらにその前日に、上記の芝牧地区を使用した
コントロールピッキングイベントを行おうといった構想があります。

 さらに地元のMTBクラブから、MTBオリエンテーリングを
5月の第3週に行いたいという声があがっています。
この菅平高原は毎年5月の第3週にMTBのレースが行われています。
2年前はシドニーオリンピック代表選手の選考レースにも
指定された大会です。

 上記のアイデアがどれだけ実行されるかは未知数ですが
素晴らしい精度の地図の登場は、みんなのイマジネーションを
掻き立てるチカラを持っているようです。
 それだけ、オリエンテーリング地図の持つポテンシャルは
私達オリエンティアが思っている以上に高いものがあるようです。

木村
菅平高原より

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[from orienteer-ML 20021105,20021106]