オリエン、ロゲインでのGPS使用アンケートの結果

「最近はGPS機器が手軽に入手できるようになっています。大会中でも、地図利用の利用は禁止されていても、ルートの記録はできます。そこで、オリエンテーリングやロゲイニングに参加する人がどの程度使っているかについてのアンケートです。」という事で回答いただいた結果をまとめました。

1.競技ルール

中身に入る前に、競技ルール上でどうなっているかをまとめておきます。

オリエンテーリングは、JOAの競技規則21.4中に「GPS データ記録装置は、ナビゲーションの目的でなければ使用してもよい。」とあり、ログを取るのは禁止されておらず、オリエンテーリングの個別の大会も基本的に準じています。現実をみると、最近は腕時計型でも地図を表示できるものがあったり、地図は見れなくても距離を見れるものがあり、厳密に適用すると違反だらけになりそうです。とは言ってもオリエンテーリングの場合、機器に頼るようでは上位には入れないので、あまり気にする意味はなさそうです。

ロゲイニングについては、国際ロゲイニング連盟(IRF)規則B7(b)「Carrying of other navigational aids, including GPS devices, mobile phones, computer devices of any type, pedometers and altimeters on the course is prohibited.」となっています。本格的な長時間ロゲインは、オリエンテーリングに比べると、スピードが遅く、また夜間もあるので、ログ記録のためといって不正が行われる危険性を避けているのでしょう。日本ロゲイニング協会は規則を決めておらず、IRF規則と同等のオーストラリアの規則を紹介しています。ちなみに第1回日本ロゲイニング選手権では「携帯電話(参加者が準備)、GPS端末(主催者が準備)」となってます。このGPS機器は参加者を主催者が追跡するためのものであり、競技者がナヴィゲーションに使えるものではありません。日本フォトロゲイニング協会では制限していませんが、ローカルルールで禁止している大会もあります。

2.アンケート結果

アンケート結果の詳細は、こちらにあり「回答」をクリックすると見ることができます。

2.1.回答者プロフィール

使用者比:本当は、参加者のうち、どの位の人が使ってるのだろう?という事もわかると良いのですが、ランダムサンプリングでないので、使用している人と使用していない人の比率は意味ありません。

男女比:だいたい4:1で、昨年のJOA登録者の男女比3:1より、若干女性が少なくなっています。

年齢:昨年のJOA登録者の年齢分布に比べ、40代&50代に極端に偏っています。日常のコミュニケーション手段とのかかわりで、アンケートをしている事が伝わる範囲が違うという事でしょうか。


2.2.大会参加頻度

毎月4回以上という人が11%です。どの程度からタコっていうんでしょう?

2.3.GPS機器の種類

腕時計タイプが70%、スマートフォンが22%で殆どでした。

自分も腕時計タイプの古いもの(Garmin Forerunner 210)を持ってるのですが、最初の衛星捕捉がいつまでたっても終わらなくなり、スマートフォンに変えました。これはおそらくアンテナの大きさの問題なのかと思うのですが、スマートフォンだと殆ど待つ必要がないのが楽です。もちろん地図を見ないのは、自主規制ですけど。

2.4.GPS機器の名前

自由記入にしたので、人力で集約しました。Garminが圧倒的で38、Suuntoが2番目で10、3番目は5でEpsonとiPhoneでした。

Garminは、以前は海外の有力ECサイトのWiggleやTrekinnで国内より安く購入できたのですが、日本国内向けの出荷ができなくなったようですね。

2.5.ルート記録の保管

約9割の人が保管を意識していますね。使っているのは、ほとんどがGPS機器のメーカーのソフトです。ただ、フォトロゲインはそういうソフトの地図そのままで役に立つけれど、オリエンテーリングの場合は、やはりO-MAPで見てみたいので、特別なソフトを使っている人が少数います。3DRerunとか、QuickRouteというものがそうです。

3DRerun公式サイトで「Browse maps」を選ぶと、登録されているログを見ることができます。

QuickRoute公式サイトからダウンロードして、自分のPC内で使うことができます。

RouteGadgetというのもあります。

自分は、Garminを使っていた時は、基本的にはGarmin Connect、スマートフォンにしてからは最初はGoogleが提供していたMyTracks、その後、Adidasのtrain&run、更にAdidasがruntasticを買収して移行の方向を出して以後、Runtasticにしました。ロゲインの調査時のログは、カシミール3Dに保管しています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です