三鷹天命反転住宅は秘密基地?

岐阜の養老の滝そばにある「養老天命反転地」に行ったのは2004年。遊園地であり、広大なアートである。行こうと思ったのは、またその数年前?の日経日曜版か何かで、写真をみた時だ。空間感覚を狂わすような、構築物のいろいろ。とにかく楽しかった。

今回行ったのは「養老天命反転地」の「荒川修作+マドリン・ギンズ」が2005年に作った住宅。2~3年前に何かの折に知って観たいと思っていた。最初は9月18日の予定だったが、台風のせいで中止となった。しかし、翌週にも開催されたので9月24日に見学会に参加してきた。

参加者は20数人。大きな流れとしては、説明員2名の説明にしたがい室内を動き回ったりしながらの1時間、更にその後写真タイムで自由に撮影できる時間。サイトに上がっていた見学会の写真では年齢層高かったが、今回は全然違って若かった。

建物外観

室内はカラフルで幼児向け玩具という感覚、説明員によると、目に入るエリアに7色以上あると、個々の色が目について煩いと感じる事は少ないのだそうで、そう言われてみると、そんな感じ。

最初に説明員からあった質問、「荒川修作+マドリン・ギンズ」の作品をすでに観た人いますか?、自分を含めて3人でした。

室内には、収納が少なく、小さな部屋ひとつの床下に2個引き出しがあるだけ。その代わりに、天井にフックが沢山ついている。この棒をフックにかけて、その先に自分の荷物をぶら下げて、と言われ皆ぶらさげる。

でこぼこの床
でこぼこの床
よじ登れる柱


丸い大部屋に、球や直方体の小さな部屋が円周上に4あるという間取り。小部屋のひとつに、シャワーとトイレ、洗濯機があるが、ドアはない。黄色い小部屋は、床まで含めた球面体。大部屋の床は、大きく小さく波打っていてざらっとした仕上がり、説明員さんの案内にしたがって、裸足で歩き回る。途中、よじ登れる柱に登ったり。階段を上ったり。大部屋の床には、とにかく平らなところがなく、バリアフルな床。この床で生命力を磨けと言っているようだ。この住宅は「死なないための住宅」ともいいます。

球体部屋の床
ハンモック

最後には、ハンモックも拡げてくれたので揺られてきました。とても気持ち良かった。うちにも欲しい。

こじんまりとしたイメージに対して床面積は60平方メートルで意外と大きいのだが、ジャングルジムのような、コックピットのような、秘密基地のような印象。楽しさを堪能できた見学会でした。

見学用の部屋を見た後は、事務室になっている部屋も見せてくれましたが、収納が沢山作りつけられてました。また、きちんと水平を出さなくてはならないコピー機を置くためには、床をいじってました。実際に住むには、ミニマルな人でもかなり改造が必要そうではありました。

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