『2001年宇宙の旅』70mm版特別上映

制作50周年記念ということで、つくられた70mm版が何カ国かを回っているのだが、その日本での上映があったので観に行ってきました。

国立映画アーカイブのページ
http://www.nfaj.go.jp/exhibition/unesco2018/

阿部邦博氏の鑑賞感想&解説ページ
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1146512.html


先々週に、何かのきっかけでこのイベントを知り、観たいなと考えましたが、行っても当日券が手に入るか判らないので迷っていましたが、検索したところ公開初日で開場時間の1時間前で入れたとみえるtweetをみつけたので行きました。

10時10分前くらいに列に並んだら、係員の人から入場についての説明書きを渡され217番目ですと言われ、雰囲気としては、入れそうでした。開場は本来11時ですが、10時にはやめられ、地階に誘導され、座っての待ちとなりました。11時になり、受付開始、約30分程度で入場整理券303番を手に入れました。1回目と2回目と選択できましたが、1回目だと入れない可能性が大きいので、2回目を選択。列の先頭の方にはリュックに路面に敷くためのクッションシートを用意している人もいました。何時から並んだのでしょう。

.....(待つ事6時間).....

開演30分前が6時ですが、安全をみて更に30分前に、会場へ。ロビーに入り、ひたすら待ち。男女比は20:1くらい?年齢は色々、やはり伝説的映画であるし、若い人も多い。

6時になり、ガードマンさんが、前売りも含めた通し番号を5番づつコールして2階へ移動。当日券は2階で支払い。6時30分までに入場が済むのだろうかと心配してましたが、なんとかなりました。

そして、開演。上映が始まる前に係員さんから鑑賞のガイダンス。その最後に50年前にテアトル東京でのシネラマ上映を観た人はいますか?という問いかけがあり、手を上げたのは10人いなかったかな。そのひとりは自分です。

今回の上映ではシネラマではないし、席も最後部ほぼ左端だったので、映像に取り囲まれる迫力はなかったですが、音は迫力ありました。音は迫力ありといいながら変なのですが、映像としては静寂という印象が強いと、あらためて感じました。

さすがに50年前、宇宙船内から電話するのに物理ナンバーボタンを使っていたり、ディスプレイ表示がアナログっぽかったりはしますが、2001年から17年後の現在でも全体としては実現してないことのほうが多い、いろいろ技術開発されてもまだまだですね。

上映終了すると、拍手。なんでと思うでしょうが、阿部邦博氏の鑑賞感想&解説ページにあるのですが、70mm上映には、1巻15kgくらいのフィルムを約15分毎に映写機にかけるという力仕事あっての上映だということです。映写機のあたりが、見えないかなと上映終了後下の方にいってみたのですが、外からはよく見えませんでした。上映中、フィルムが切り替るのは判りませんでした。上映エンジニアに感謝です。

Gigazine:スタンリー・キューブリック監督が「2001年宇宙の旅」の
ラストについて語る貴重な映像が公開されて話題に
https://gigazine.net/news/20180709-kubrick-yaoi-interview/

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