スマホのGPSはどの程度?腕時計型GPSと比較してみました

GPSとしては、腕時計型のGarmin210を持っています。GPS使用時の最大使用時間は8時間ですが、GPSを使い始める時に常に電池が満タンというわけではないので、ロゲの調査中に計測できなくなってしまう事があります。

専用の携帯型GPSを持つのが良いのでしょうが、わざわざ買うのも勿体ない。そこで、スマホのGPSがどの程度使えるものか試してみました。現在のスマホは基本的にGPSになってます。自分のスマホ Xperia mini pro はAndroidですが、標準で経路まで記録する機能はついてません。そこで探したところ、My Tracks というgoogle本体が出しているアプリがあったので、これをインストールしました。ものすごく沢山のアプリがありましたが、最近はセキュリティ上危険なのが色々あるようなので、これにしました。

Garmin210とこれを両方動かして走ってみたところ、経路をみた感じではとんでもないずれはなかったのですが、距離ははっきり違いました。10.4km程度のところがGarmin210は10.48km、Xperiaは11.25kmと、Xperiaのほうが約7%程度長く出ました。なお、10.4kmというのはGoogleMapにルートを手書きして測った距離です。

そこで、経路を拡大してみてみると、場所によるのですが、かなりXperiaのほうがフラフラしています。

GPS比較
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今回のコースは平屋から数階程度のところが主で、高くて10階程度のビルがある地域です。(4)のエリアは道路の両側に連続的に高めのビルがあり、ここでは両者の差は少ないようです。(1)(2)(3)のように低いエリアで片側にちょっと高めのビルがあるような場合に、xperiaは結構フラつくようです。

この精度は、スマホ側か、My Tracks側の問題なのかですが、おそらくはスマホ側でどんなGPS用半導体を使っているかによるのでしょう。Garmin210は、SiRF社製SiRFstar4というのを使っているらしいです。スマホのGPSはメーカーや機種によって違うと思うので、今回の結果が平均的なのか、良いのか、悪いのか判りません。

衛星を捕捉する時間は断然xperiaのほうが早く、この点は大きなメリットです。また現在地が地図上で判るようになっているのは大きな違いです。と言っても唯でさえ電池の保ちが悪いスマホで、そういう使い方は実際的ではないかもしれません。今回もそういう使い方はしてません。地図を表示しないで使った場合の電池の保ちですが、あっという間に電池が消耗してしまうかと予想してたのですが、そんなに極端には減りませんでした。

まあ、限界を知った上であれば、Garminが電池切れになった時に、Xperiaで補うという使い方は充分できそうです。Xperiaの予備電池は持っておくべきでしょうね。という事で早速「PowerBank USBモバイル大容量バッテリー5000mAh」を注文してみました。

My Tracksの画面サンプルは以下のとおりです。

MyTracks 1
衛星捕捉中の画面
MyTracks 2
高度と速度のグラフ表示
MyTracks 3
Googleマップなどに送れる
MyTracks 4
ANT+の心拍計など接続可

(2012-8-23)上のルート比較図は次のように作りました。Garmin210からはGarminConnectに取り出し、次にKML形式で取り出して、GoogleEarthに取り込み。Xperia+MyTracksからは、GoogleMapに送信した後、やはりKMLでGoogleEarthに取り込み。GoogleEarth上でそろぞれのルートのプロパティで色を変更しました。GoogleMap上やカシミール3D上で色分けできないか調べたのですが判らなかったので、今回はGoogleEarthにまとめてみました。

(2012-08-29)北海道マラソンでGarmin210とXperia+MyTracksを両方持って走ってみました。28kmでリタイアしてしまったのですが、GPSログでは想定外の事がおきてしまいました。大きいのがGarmin210の記録、小さいのがXperia+MyTracksの記録です。

garmin210のログ
MyTracksのログ
Xperia+MyTracksは札幌駅近くの創成トンネルで止まってしまいました。ある一定の時間GPSの電波が拾えないと止まるのかと考え、室内で放置して再現できないか試してみたのですが停止することはなく、原因不明です。xperiaは初期画面に暗証番号をかけているので、振動などのせいで誤動作で停止というのは考えにくいです。

(2012-9-13)XperiaはGPS衛星の捕捉が速いと書きました。Garminは本当に遅いです、ちょっとビルが近くにあるとイライラ。その理由が判明しました。GPSに詳しい人にとっては、当たり前かもしれません。スマホの場合、A-GPSあるいはAssisted GPSといい、GPS衛星を捕捉しやすくするための補助的な情報をデータ通信により入手しているそうです。Garminはデータ通信機能がなく、全部自力で計算して衛星を捕捉するので時間がかかるという訳です。なお、A-GPSで入手するデータは一度入手すると、入手した地点や時刻からある範囲内では再利用できるそうなので、データ通信機能のないGPSでもパソコンにつないでダウンロードして使えるものもあります。自分では買ってませんが、右のはA-GPSにも対応していて3000円程度ですが、充分役に立つようです。Garminのように自動的に1km毎でラップをとるというような機能はさすがにありません。

「スマホのGPSはどの程度?腕時計型GPSと比較してみました」への4件のフィードバック

  1. しみずさん、こんにちは!
    森を走ろう!の読者です。

    私のGPS遍歴は
    ・Sony GPS-CS3K は嵩張る
    ・Xperia mini pro + RunKeeper はバッテリー不足
    ・現在は Garmin Forerunner 110です。
    距離誤差はGarminだけが10%位く少ないですね!
    どっちが正しいんでしょう?

    今月末、初めてGarmin付けて北海道を走ります。

  2. こんにちは。
    こちらはGarmin210でAutoLapを設定して北海道走ります。
    ルートのフラつき具合を見る限り、Garminのほうが正しい感じですね。

  3. こんばんは、☆らんなです。
    私もいろいろ試してみて、今行き着いているAndroidアプリは、「山旅ロガー」+「地図ロイド」です。山旅ロガーは、登山用なので電池持ち優先の作りで、測定後にアプリでデータを間引いてふら付きを少なくしたり出来ます。地図表示は地図ロイドが受け持つのですが、2万5千分の一の地図も使えるので、ロゲ調査には良いですよ。

  4. いろいろありますね。おいおい試していきたいと思います。
    電子国土の2万5千分のーを国土地理院がメンテしてくれると良いのですけどね。やらない宣言されてるので困ったものです。

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