5/12にコース後半を回ってきました。
桃源台までバスで移動し、そこから新橋(長尾峠と湖尻峠の間の分岐)三国山山伏峠ふれあい館芦ノ湖キャンプ場防の沢(駒ヶ岳と神山の分岐)神山(大湧谷と早雲山駅との分岐)早雲山駅彫刻の森美術館と回りました。
全体の感想としては、昼でもあるし、やはり水が重要。前半・後半合わせて特に暑くなくても最低3リットルは欲しいところです。途中補給できる所もあるので、お金でカバーすると荷物の重量は押さえられますね。雨でも降らない限りは、つるつるに滑るような所は殆どないので靴のグリップはそれほどなくても行けそうです。
コース上のゴミは殆どなく奇麗です。今回少し落ちてたので拾ってきましたが、集中力が落ちて来るとしまったつもりでも落としたりするので注意したいものです。
さて、後半の感想。
新橋(長尾峠と湖尻峠の間の分岐)
実際のレースとは関係ないルートですが、ゴルフ場横から入ります。たかだか20分弱ですが、急な階段が多くきつい登りでした。
ゴルフ場横の登山口 |
大会の案内 |
(長尾峠と湖尻峠の間の分岐)三国山
登り切ったすぐ先がピークになっていて芦ノ湖側も富士側も眺めよくよし、前半とときと違いはっきりと富士が見えました。湖尻峠までは開けた中で一気にぐんと下る。その先は開けたところ、森の中の小路がまざり、小路では急な階段もある。山頂部が長く三国山は一番奥にあるので、なんども山頂かと思いながら、なかなかつかない。山頂は木に覆われている。
両側の見えない道 |
湖尻峠への下り |
この両側の見えない道が、今回のコースの外輪山のかなりの部分を占めています。
三国山山伏峠ふれあい館
も中間にうひとつピークがあり、山伏峠になる。木に覆われた部分が多い。このルートは人があまりいないのではないかと考えていたが、結構ハイキングの人が多い。と言っても100人はすれ違ってないと思います。いろんな種類の小さな花が多く写真をとっている人もいた。山伏峠はなんでここが峠なんだというような小路の横に見過ごしそうな古びた看板がたっていた。その看板の少し先の開けたところで芦ノ湖スカイラインと接し、店がある。ヤギが何頭かいました。ここも眺めよし。この先しばらくは開けたなかを行きます。スカイラインの料金所を越えた先の高くなっているあたりから振り返ると、また富士がよく見えました。そして、この先下ったところで芦ノ湖側に折れて下るのですが、これが結構な難所です。細かい尾根沢を何回か越えるのに急な階段の上り下りが繰り返します。なかにはハードル化した階段もあります。一度、道路に出ると道の駅、少し道路を進んだ先でふれあい館に入り湖岸に降ります。ここはトイレあり。売店は確認しませんでした。
(2007-5-27)northfaceサイトの直前情報によると、海の平では「旧箱根街道の石畳」を通るように書いてありますね。試走したコースとは少し違うようです。
ヤギのいる店のあたりからの神山駒ケ岳の景色
料金所付近からみた富士山 |
尾根の終わりの道標 |
ふれあい館芦ノ湖キャンプ場防の沢
ずっと静かな湖畔の道です。ふれあい館から少し先までは車の入る道。ずっと先の深良水門少し手前からまた車の入る道です。中間部分は細い小路、幅のある道が混ざっています。対岸にはずっと駒ヶ岳、神山がよく見え、時々観光船が行き交います。ずっと木に覆われているので、快晴の日でも良い日陰になります。雨風が強くても、ここは割合穏やかでしょう。細かいアップダウンがあるので、コース後半で疲れが溜まっていると意外に走れないかもしれません。自分は脱水状態で歩き走りになってしまいました。芦ノ湖キャンプ場は当然ながら水、トイレ、自販機なんでもありです。
そうそう、ふれあい館の前後で2度蛇に会いました。細いやつですが、薄茶色いのが道を横切っていきました。あんな短時間に2回もあったのは初めて、きっと蛇の多い場所なのでしょう。
深良水門というのは江戸時代に外輪山をくりぬくトンネルを掘ったそうです。大したものだと思いました。
さて、深良水門から芦ノ湖キャンプ場まではフラットな道。その先は、前半で紹介した観光用ハイキングマップでみると防の沢への大会ルートがわかりません。今回は道路を廻っていったので、大会ルートの状況は不明です。
深良水門
防の沢(道の分岐)神山(道の分岐)早雲山駅彫刻の森美術館
いよいよ最後のひと登りです。いきなり急坂と覚悟してましたが、しばらくはゆったりした上りでした。しかし、その先には急なつづれおりの上りが待っています。木の根をつかんだりしながらの上りです。400m程上ると、左手の名もないピークを巻くゆったりした小路になり駒ヶ岳が見えてきます。そして、駒ヶ岳との分岐の十字路に到着。ここで左上のほうの高みに神山が見えます。ここからあと、上り200mくらいです。雨が降ったら水路になるようなV字でひと一人がやっとというような所が多くあり、また岩もゴロゴロです。しかし自分のきらいな階段は殆どありませんでした。かなり高みに見えたので、まだ先まだ先と思っている内、急に山頂に到着。三国山と反対でした。
山頂にいったら外輪山がぐるっと見えると勝手に思い込んでたのですが、全然見えません。駒ヶ岳の方だけ少し開いてるが、木に覆われていました。神山ということで天照大神身の石碑がありました。
ここからしばらくは余りアップダウンはないのですが、大湧谷との分岐に向け岩ゴロゴロの急傾斜となります。まだ続くかと思われたが急に分岐が現われます。
早雲山駅に向けては右に折れ、やや上り返します。そして、そこから再び急なくだり、少し階段もありますが、ハードル化してるのは少ないので助かります。つづれおりで下るのですが、見てると急だけどショートカットするほうが楽そうなところもしばしばでした。だんだん緩やかになってくると、早雲山駅に到着です。
早雲山駅からはひたすら舗装路を下るのですが、急傾斜です。しかし、まあ最後なので頑張れるでしょう。強羅駅からはフラットになり最後少し上ってゴールです。
神山山頂の天照大神石碑 |
彫刻の森美術館 |
時間があれば駒ヶ岳も往復しようと考えていたのですが、残念ながら行けませんでした。あちらだと外輪山がぐるっと見えたはずです。たぶん天気が良ければ外輪山越しに富士山も見えるでしょう。外輪山は少々雨が降っても問題ないですが、神山は危険という印象を持ちました。
自分はレースにエントリーしてませんが、参加する皆さんの健闘を祈ってます。無理せずに楽しんでください。