1号

本号の目次
■OForumの発刊に当たって       村越 真
■スキーオリエンテーリングの現状と今後       SKI-O研究会  武石雄市
■OForumの活動について        村越 真
■OForumの発刊に当たって
OForum発刊の目的は、オリエンティア同志とオリエンティアと組織のコミュ
ニケーションを促進することです。
 オリエンテーリングが日本で行われるようになって30年が既に立ちました。この
間の発展には目を見張るものがあります。地図の精度はヨーロッパ諸国と同レベルに
まで高まっています。テレインについても、技術的にも要求の高いワールドカップや
世界選手権も十分可能なテレインがどんどん発掘されています。日本の大会開催能力
に関しては、10年以上前から定評があります。確かに競技人口は多くはありません
。しかし情熱的にオリエンテーリングを支える自立した競技者の質と量では、決して
他のスポーツにひけをとることはないでしょう。でも、私には不満があります。また
多くのオリエンティアが、ある人は漠然とした、別の人ははっきりした不満を抱いて
いることも確かです。
 私が不満に感じるのは次のような点です。
 第一に、国際的なオリエンテーリングシーンの中で日本が果たしている役割につい
てです。1976年以来日本は毎回ほとんどフルチームを世界選手権に派遣し、また
1986年以降、毎年ワールドカップに選手を送っています。オーリンゲンやAPO
Cなどの国際大会についても熱心な参加者です。しかし逆に世界を迎えるという立場
はどうでしょう。92年のAPOC以来国際大会は開催されていません。それ以前に
も国際大会は数えるほどでした。確かに外国人競技者の参加する大会はいくつかあり
ました。しかしAPOCというブランドを除けば、海外の競技者が自ら参加する国際
大会は皆無であったと言っていいでしょう。オリエンテーリングっていうのは運営者
がいて初めて競技が楽しめる。だから運営者としての責任を果たすことが重要だ。ク
ラブに所属して大会運営に携わっている方は多分そういう意識を持っておられると思
います。国際的にみると、日本は運営者としての責任を果たしていない、言い替える
ならば、オリエンテーリング文化にただ乗りしているのです。
 日本のオリエンテーリングの組織であるJOAは国際的にはIOFに加盟していま
す。年間27000Krもの分担金を払っている「大国」ですらあります。その日本
がIOFの総会に10年以上代表を送っていませんでした。2年に一回発行されるI
OFのビエンナーレレポートには、加盟国の統計資料が掲載されていますが、199
2、94年のものには日本の統計が載せられていません。96年の資料が掲載された
のも、「どうしても欲しいのでなんとかならないか?」という個人的な依頼で、私が
資料を送ったことによって掲載されたものです。日本の事務局に連絡をしても、「反
応が全くない」、とIOFの事務関係の人は苦笑いしながら、必要に応じて私に情報
を求めてきます。国際社会の一員としての責任を果していない、日本の政治状況の縮
図がオリエンテーリング界にもあることは悲しいことです。
 第二の不満は組織と活動者のコミュニケーションです。形式的には、JOAは各都
道府県協会の上部組織であり、各都道府県協会はそこに住む(勤める、等)のオリエ
ンティアの組織です。しかし、現実にこれらのパイプは十分に機能していません。競
技に関する競技者の希望や要求、普及に携わる人々への情報提供などは皆無に等しい
状況です。適切な情報のやりとりさえあれば、もっとうまくいくことが沢山あります。
 たとえば登録制度や、Eクラスの参加費値上げです。どちらの制度にも私は賛成で
す。しかし現在の議論を見ると、どちらも導入の目的が財源確保へとわい小化されて
いません。資金がない以上参加費値上げもやむを得ないことです。全ての人が賛成し
ないのも仕方のないことです。しかし値上げに際して納得できる理由がどこからも聞
こえてきません。具体的問題を通した議論は組織やスポーツのあり方を考える絶好の
機会なのですから、組織は十分な努力をしてほしいものです。
 第三の不満はコミュニケーションの不足とも関連していますが、人材の活用や仕事
の分担についてです。多分オリエンティアほど仕事の好きで能力のある人種も少ない
でしょう。同時にこれほど上の人の言うことも「はいはい」とは聞かない人種もスポ
ーツ界では希です。多くのオリエンティアは責任と権限を十分に与えられ、自律的な
仕事をする時に最大の力を発揮します。こうしたオリテンティアの特性が十分に生か
されていません。
 普及教育委員会で仕事をした時の経験で言うと、JOAの上部の役員(特定の誰と
いう意味ではないので、こういう曖昧な表現をとります)は、人に仕事を任せると、
自分の考えるのとは違う方向に引きづられていくことが恐いようなのです。その背後
には、自分たちで考えたこと以外には満足できないという頭の硬さが潜んでいるのか
もしれません。
 APOCの時に、レースの主管県協会ではあふれる仕事があるはずだからと、事前
運営のボランティアを募りました。50名以上の応募があり、事前に・大会中に活躍
してくれました。もしこういうスタッフを募らなかったら82年の環太平洋大会の時
と同じように、一部の人に仕事が集中し、虚脱状態に陥る人を輩出したことでしょう
。幸いAPOCではそういう状態に陥ることもなく、楽しい大会を終えることができ
ました。こういう人材の使い方を、今後も模索していくべきでしょう。
 第四に社会との関係についてです。私はオリエンテーリングが日本の中でメジャー
なスポーツになることはまずないし、熱心なオリエンティアの人口はどんなに頑張っ
ても今の10倍になることはないだろうと思っています。普及のために無理してオリ
エンテーリング競技の本質を歪めることもないし、マスメディアや興味のない人に媚
びを売る必要もないと思います。これだけ多くのスポーツが気軽にできる時代です。
それぞれのスポーツが、ブームのように日本中を巻き込むなんてことはもはや起こり
得ないでしょう。
 私たちの存在価値は、人口の多さにあるのではなく、独特の競技形式や学校体育と
は独立に成長してきたこと、生涯スポーツが喧伝される以前から地域クラブを中心と
した自律した運営がなされてきたこと、あるいは海外のマラソンにこんなに多くの一
般ランナーが参加するはるかに以前から、一般の競技者が海外遠征に自然のこととし
てでかけていたこと等、これまでとは違うスポーツのモデルを提供することにあるの
ではないでしょうか。またナヴィゲーション技術の蓄積という点でも、現在の表面だ
けのアウトドアブームに対して提供できるものを持っています。
 こうした独自性を自覚しつつ、常にPRと普及に一定のエネルギーを割き、社会と
の関係を作っていくことが重要なのではないでしょうか。
 このような不満に関して、私もつい最近まで組織の無能・無力を批判するばかりで
した。いずれをもってもJOAが十分に機能しているとは言えませんし、またその努
力も怠っているのが現状です。まだJOLC時代の方がましだったという声さえあり
ません。部分的にはそのとおりでしょう。ただ大きな違いが一つあります。JOLC
は委員会であり、いわば上からの組織であるのに対してJOAは形式的にであれ、オ
リエンティアが下くら組織して作ったものです。そもそも組織というのは活動する人
が、自分達の活動をよりよくするために集合し、必要な仕事を分担するところに生ま
れるものです。その組織の構成員はとりもなおさず、私でありあなたなのです。JO
Aが悪いというなら、そのJOAに対して何も働きかけていなかった私やあなたが悪
いのです。自発的に動かなかった私たちの責任なのです。とは言え、組織が既にあり
、それが硬直しているのに何ができるのかと思う方もいるでしょう。一つ例を挙げた
いと思います。
 現在世界選手権への選手選考はSQUADが実質的に引受、結果をJOAに認めて
もらっているという形式をとっています。これ自体組織的には望ましい形ではないで
すが、少なくともそこにもっともコミットしている競技者たちの意向が十分に反映し
ているという点では、それ以前のJOLCが一方的に指名してくる方式よりは望まし
いと言えます。この方式が確立したのは1983年のことです。この年の選考会では
、本選考に残った選手は予め「本選考会の結果に従う、選考会で選考からもれてJO
LCから選ばれた場合は辞退する」という約束を交わしました。JOLCの選考とS
QUADによる選考はほとんど違いませんでしたが、結局二人の辞退があって、選手
の作った規則に従って選考されたチームが派遣されることになりました。組織と渡り
合う方法はいくらでもあるのです。もちろんそこには犠牲も覚悟する必要はあるでし
ょう。辞退した一人にとって、それは最初で最後の世界選手権のチャンスだったので
すから。
 私がOForumの結成を思い立ったのは、こういう閉塞した状況を打破するた
めです。オリエンティアが互いに連絡を取り合って、必要なことを話合い、意見交換
することで、現在のJOAができない・やっていない仕事を補っていくことができる
。それによって、オリエンテーリング界がもっと楽しくワクワクしたものになるはず
です。革命?陰の内閣?造反?すべて当たっていません。私たちの組織なんだから、
できないところを自発的に補うのは当然のことじゃないですか。周囲の状況を冷静に
読んだ上で、自分の責任で行動する大切さを教えてくれたのは、他ならぬオリエンテ
ーリングですよ!
 もう不満を捨てて、自分の責任で行動する時期です。積極的な面に話題を転換しま
しょう。たとえばスキーOです、コントローラ制度です、国際大会の運営です、アジ
アとの交流です。
 スキーOについては本号の武石さんの記事に詳しいのですが、菅平というリゾート
が五輪がらみで興味関心を示した結果、日本でスキーOの国際大会が開催されること
になりました。スキーOが発展途上の日本では多くの困難が残っているでしょうが、
それを乗り越えるにあまりあるようなワクワクするニュースです。
 国際大会については、次号で佐藤信彦さんからの報告・提案が予定されています。
既に2000年のワールドカップの第1ピリオドをオーストラリアと共同で開催する
ことに決まりました。サッカーより一足先にあなたもワールドカップ出場者/スタッ
フ!その後も2001年のワールドゲームズ(五輪種目でないスポーツの五輪のよう
な大会。4年に一度開催、1997年にはフィンランドで開催される)が秋田で開催
され、オリエンテーリングも開催される予定や、2002年の世界学生選手権への立
候補、2002年のAPOCへの立候補、その後の世界選手権への立候補など、ここ
でもワクワクするようなシナリオがあります。
 これまで十分な交流の無かったアジア諸国との交流も盛んになってきました。韓国
とは隔年で互いに開催している日韓親善を初め、韓国への大会参加も増えています。
大阪の人に言わせれば青森の東日本に行くより安い!韓国ですから、もっともっと交
流が盛んになるでしょう。中国に返還される香港は、ひょっとすると日本以上にジュ
ニアレベルのオリエンテーリングの盛んな国です。APOCその他でも、香港との交
流の機会が増えています。いずれは競技の面でもメリットがあるかもしれませんが、
それ以上に交流が広がることでオリエンテーリングの楽しみももっと深くなることで
しょう。そういう情報を互いに交換しよう、そうすればもっと楽しい機会が発見でき
るかもしれない、気軽に活動を手伝ってくれる人が見つかるかもしれない、それがO
Forumの大きな目的でもあります。
■スキーオリエンテーリングの現状と今後
                              SKI-O研究会  武石雄市
★はじめに
 私がO-FORUMの発行を知ったのが、4月の締め切り4日前でした。それは、村越氏
のE-MAILをSKI-O研究会前事務局長の高島氏が開き、現事務局長柴田達真氏を経由し
て同氏がFAXしてきたからである。
 昨年の西日本大会の前夜、熱っぽい議論のあとで、村越氏が日本のオリエンテーリ
ング界の現状を憂い、広報と自由な議論の場として発行をする趣旨を話していました
ので、あの場にいた大半のものがそれを待っていました。
 村越氏とは全日本直前の国際コントローラークリニックで同席し、高島氏とも全日
本の会場であっていましたがこの話題は出なかったのでその後のMAILでしょうか?
 いずれにしても、発行を待ち望んでいた一人なので嬉しいことですが、私が寄稿す
ることになったのが突然ですので、戸惑いながら無整理状態で、スキーオリエンテー
リングについての現状を披瀝し、今後についての構想と来シーズンのスキーオリエン
テーリング予定を記述します。
★スキーオリエンテーリングの国内経緯
 1971年、日本で初めてのスキーオリエンテーリング大会が山口県で開催されて
から4半世紀が過ぎました。当時のJOLCが’70年代の後半に国内の数カ所で大会に
併せて講習会を開催し、その普及を図ったのですが、スポーツとして定着できなかっ
た。理由はよく分かりませんが、気象条件・財政・機材・運営上の人的・技術的事情
の複合した諸問題を解決できなかったものと推察します。
 以来、約20年間、冬季・積雪地の野外活動として、クロスカントリースキーは難
しい技術もいらないので、各地でスキーハイクや大会として盛んに開催されています
が、オリエンテーリングとして公平性を重視した大会は皆無であった。 SKI-Oの面
白さ、楽しさを忘れられない一人として、新組織となったJOAにその普及を期待して
いたのですが、一向に気配が感じられず個人的に問い合わせても気まずい思いをする
だけでした。
 オリエンテーリングの出来る一人のスキーヤーとして、SKI-O選手となり、国際大
会に出場を夢見ていたのですが、スキー技術と体力的限界を感じ、意を決して個人で
普及を計画したのが、’94年夏のことでした。
 後日談ですが、当時東北大学学生の安斎秀樹氏が、某テレビ「地球ジグザグ紀行」
の放映を垣間見て、スキー技術の普及に意を強くしたのも事実です。
 ’95年3月19日21日「SKI-O講習会&ミニ大会」として会場を蔵王ライザ
スキーワールドと決め、ヒュッテハイジのオーナー長谷川剛氏に相談したところ、氏
は毎年キッヅスキースクールの講師をスエーデンから招請していますが、その年に来
る講師のパトリックパウエルが履歴でスエーデンSKIOナショナルチームのメン
バーだったことが解り、渡りに船とばかりにIOFからSKIOに関する資料を持
ち込んでもらっての講習となり、募集人員20名に対し、約2倍近い36名のSKI
Oに関心の高い人たちの集まりとなり、ハイジの講師をしていた丸山哲史氏の貢献
もあって成功となった。
 一方そのころ、長野の宮沢祐二氏&元木悟氏が「長野オリンピック文化・芸術プロ
グラム」で「国際スキーオリエンテーリング大会」の開催運動を展開していることを
知り、初対面から意見の一致でお互いに協力することとなり、IOFにはSKIO
の適地である旨報告しています。(国際スキーオリエンテーリング大会については、
実行委員長の元木氏より別項で記述があると思いますので省略します。)
 講習会終了後、東北大有志の意見で、広く活動するための家族だけだった「SKI
O同好会」を解消して、高島氏を事務局長として「日本スキーオリエンテーリング
研究会」を組織としての活動が始まった。
★SKIO WOCに日本チーム初参加
 1996年2月19日25日にノルウェー・リレハンメルで開催されたSKI
O世界選手権大会に、日本はチームとして初参加したわけですが、その経緯について
は報告書に詳しく記述しましたから参照していただくとして、選手選考会に併せてス
ウェーデンのアンダッシュ・トローゲンをチームコーチとして委嘱し、渡航前の合宿
・大会での指導は大きかった。
 選手は男子六名のフルエントリーで、成績は最高順位がロング54位、ショート5
6位のどちらも丸山哲史氏でした。リレーは乾燥17チーム中最下位ですが、選手自
身も感じていると思うが、日本があと45位順位を上げることはそれほど至難では
ないと考えます。もちろん、選手の気構えと努力は不可欠ですし、何よりも日本のO
L界の組織が一丸となってバックアップしてくれなければあとが続きません。
 ’97SKIOWCに数名の選手が参加しましたが順位もタイムもWOCの成績
を上回りました。希望を持って世界に目を向けたいと思います。(’96WOC報告
書は若干在庫があります。入り用の方は武石に連絡下さい。)
★SKIOの現状
 ’96年2月ライザスキーワールドでアンダッシュを講師として3日前の講習会を
実施し、最終日に大会を開催、100余名が参加、クラスも年齢別に12クラスを設
定した。後にこの大会を第1回として捉え、’97年2月山形県真室川町で第2回大
会を開催した。また1月には岩手大学の有志による大会も開催した。
 参加者の内訳を見ると、このころからオリンエティアにスキーヤーも参加してきた
ので、お互いに刺激し合いよい方向に向かっているように思います。今後もエリート
ばかりでなく各クラスにその傾向を維持させる努力が必要でしょう。
 さて、SKIO大会を開催するにあたっては、大きく分けて3つの問題が惹起し
ます。一つは気象条件であり、二つはトラックの設定の資・機材と用具、そして3つ
目は運営スタッフである。これらのことについて一つ一つ経験と現状を披瀝しますの
で、よい知恵があったら是非拝借したい。
1.気象条件
 雪があることが絶対条件だが、今年の真室川大会のように暴風雪にも中止決断で悩
みました。スタート時間の順延はどこまで可能か、気象庁の天気予報で注意報・警報
をどのように捉え、スタート何時間前に中止決定をしたらよいか。オリンピックや国
際大会のスキーのイベントは中止も珍しいことではないが、SKIOに於いてもガ
イドラインを決めて参加者の混乱を防止する必要がある。幸い、真室川大会は二日間
大会の1日目だったので少しの救いはありましたが、二日目を他のイベントの為、移
動した人たちには気の毒でした。また、春先のように
堅雪になった場合、オールオープン状態となり、トラック設定の意味が無くなり、公
平性の維持が出来なくなった場合の問題点もあります。
2.機材と用具
 公平な大会を開催するためには、スキートラックの設定をネット状にする必要があ
ります。トラック設定の機材として圧雪車(ピステン)とスノーモービルは必需品で
すが、スノーモービルはともかくとして圧雪車を常備しているところは極端に限定さ
れる。選手や参加者にバラエティーなスキー技術を駆使してスピード感のあるレース
を提供するために、トラックの数十%はスケーティングの出来る幅員の広いトラック
とすることが必要です。ライザスキーワールドではグループの宿泊施設を利用する条
件で圧雪車のトラック設定を頼んだ。真室川では町主催のスキーハイクと期日をバッ
テングし、主としてその10キロコースを利用することで解決してきた。岩手の大会
は圧雪車の使用が出来なかったため、折角のテレインが地吹雪と合間ってスピード感
の乏しいものとなってことは否めなかった。現在の日本でSKIOを計画するには
、圧雪車のあるクロカンスキーコースの付近をテレインとして選択する制約がつきま
とい、予算もまた、燃料代も含め十分確保しておかないと開催できません。用具の内
スキーはクロスカントリー用ですが、日本のスキー販売店ではどこにでもあるわけで
はなく、あってもアルペン用のように割引販売している店は殆ど見あたりません。幸
い、山形県尾花沢市の富士スポーツ店がSKIO普及のため、格安でクロカンスキ
ーの提供を約束し、山形県協会が仲介をして全国的に安い輸送費で発送している。富
士スポーツは大会の商品も提供し、SKIO関係者にとって公認スポンサーのよう
な位置にいる感じです。
 マップホルダーカードホルダーはスウェーデンから武石が個人輸入しているが、昨
年来の円安で値上げをしても、若干の赤字となってしまった。在庫が皆無となったの
で、今後注文があったらどのように対処すべきか頭の痛いところです。
3.運営スタッフ
 講習会を3年連続して開催しましたので、運営可能者は増加していますが、現在は
未だ、運営側よりも参加側に回っています。SKIO研究会の一部の者と山形県協
会の一部で開催していると言っても過言ではないだろう。パトリックとアンダッシュ
の真摯な姿を見て、今年初めて外人抜きの運営を試みたわけですが、試行錯誤に関わ
った者全員が大変さを身にしみて感じていますが、参加者から御礼を言われ激励を受
けて来シーズンの開催の欠をしていますが、早くJOAが関与してでも各地で開催し
、たまには運営から開放されるシーズンがあってもいいと思っているのが本音です。
★’97’98シーズンのSKIO
 日本では、フットでも実現できていないA級の国際大会の開催が決定しました。折
角の大会を盛り上げるため、併設大会に参加者を誘う目的で以下の大会を計画しました。
 ◎裏磐梯SKIO大会
 期日:平成10年1月10日(土)11日(日)
 会場:裏磐梯国民休暇村
 主催:日本SKIO研究会
 共催:裏磐梯国民休暇村
 協力:ペンション組合
 後援:SSF笹川スポーツ財団・福島県オリエンテーリング協会
  細部について要項は後日発行します。関東方面から近いので多数の参加者を期
  待しています。
 ◎国際SKIO大会
 期日:平成10年1月28日(水)31日(土)
 会場:長野県真田町菅平高原
 主催:国際SKIO実行委員会
 細部は要項が既発行されていますから、参照して下さい。
 ◎第3回JCUP SKIO大会
 期日:平成10年2月21日(土)22日(日)
 会場:山形県真室川町
 主催:山形県オリエンテーリング協会
 細部要項は後日発行
以上、いずれも複数日大会として計画しているので十分楽しめるでしょう。このほか
、夏トレとしてローラースキーによるオリエンテーリングも構想にありますが、準備
が間に合いそうなときに要項を発表します。
★WOC&WC等国際大会選手の派遣について
 差し当たって、’98年WOC参加問題があります。前回は選考会を開催して選手
の選考をしましたが、オーストラリアの開催時期が1月19日25日と早いので国
内の選考会の開催は無理でしょう。参考のため今シーズンの成績を記録し、JOAの
SKIO担当理事に提出しております。また、’96年WOCに参加した選手の一
部から選手選考の条件を付けたい旨の要望書と質問書が届いています。
 JOAに対して正規の提出文書が届いたら、仲介はやぶさかではありませんが、女
子選手の国際舞台進出を阻んでいる姿勢が見えますので気がかりです。
★SKIO専門委員会委員
 JOAにSKIO担当理事が居られることはご存じだと思いますが、専門委員会
は設置されておりません。委員会が機能するように委員の推薦をしたいと思いますが
、次の条件を満たすからの自薦、他薦で構いませんから適任者の情報を武石までお知
らせ下さい。
 条件1:JOA公認1級指導員
   2:クロカンスキーの造詣に深いかた
   3:関東・東北・中部地域に住居していて会議に参集可能の方
★SKIO研究会会員の募集登録
 JOAに専門委員会が設置されても、その機能はソフト面に限定されるでしょうか
ら、国内を広域的に実践活動するサークルとして現在の「SKIO研究会」を充実
させたいと思います。会員の募集をいたします。条件は一切ありません。事務局長の
柴田達真にご連絡下さい。多数のご応募を期待します。
★SKIO WCの開催
 IOF SKIO委員長のコルテニエミ氏が、ワールドカップの日本開催を打診
しているようですが、長野の国際大会には来日するでしょうから、その時再度話題と
なれば本物となるでしょう。早ければ2001年、遅くても2003年です。
 シベリアと同じラウンドで2ステージは持たなければならないと思いますが、今度
の菅平で実績を積み、同一のテレインを使うか全く別の候補地を選択するかになりま
すが、JOAは開催可能な候補地の情報を集めておく必要があると思います。そのた
めにも菅平は重要ですからみんなで勉強しましょう。
■OForumの活動について
1.OForumの目的
 OForumは、オリエンティア相互、オリエンティアと組織のコミュニケーシ
ョンの促進と、それを通した楽しみの機会の創造とオリエンテーリングの発展を目的
としています。またオリエンテーリングの特定領域について全国レベルで活動してい
るグループ(SQUAD、スキーO研究会、コンピュータマッピングの研究会等)の
情報支援なども考えています。これらの活動情報を多くの人に流したいと考えている
場合に積極的に利用してほしいと思っています。
 将来的には、オリエンテーリング界全体に必要なルールや組織についても議論ので
きる場を目指しています。
2.OForumの内容
 OForumは、年3回(4・8・12月)に発行を予定している他、年1・2
回程度の大会前日のフォーラムの開催を考えています。
3.OForumを購読
 二つの方法があります。一つは電子メールです。この場合購読料は無料です。購読
の申し込みは(村越真)へ。また郵政省メールによる購読の
場合は、住所を書き90円切手を張った封筒を、購読希望回数分だけ下記まで送付し
てください。封筒を頂いた回数だけ送付します。
4.OForumへの投稿
 フロッピーまたは、電子メール以外の投稿は受け付けません。プロッピーでは、M
SDOSのテキストファイルで、電子メールもテキストで、そのまま使える形で送
付して下さい。これらの条件を満たしていないものは掲載しないことがあります。投
稿内容は自由ですが、記事の内容には執筆者自身が責任を持ってください。
 なおOForumは、静岡県オリエンテーリング協会のご好意で、同県会報OL
静岡とともに、各都道府県協会とJOA事務局、理事会メンバーにも送付されます。
5.OForumの運営
 運営についてはまだ具体的には何も考えていません。当面の活動としてはOFo
rumの発行とフォーラムの開催です。こうしたOForumの趣旨に賛同される
呼掛け人を募っています。詳しくは村越まで。
OForum連絡先:
422清水市折戸1-20-11-31
   tel+fax:0543-34-9754
   村越  真
   e_mail: