学生奨学金制度について

尾上@SOS事務局です。
> Re: 日本代表 
> 
> 村越です
(中略)
>  ここからが本題。宣伝とお願いです。
>  その中の何人かの選手たちは、これからも日本を代表する選手になっていく、また
> 2005年に自国で開催される世界選手権に向けて長期的な準備を進めている選手も
> います。そういう選手を是非、皆さんに応援してほしいということです。もちろん、
> 精神的な応援・支援も重要です。しかし、それと同じくらい金銭的・物質的な支援も
> 重要だということです。2005年を目指す選手の中には、そのために重要な200
> 3年のスイスでの世界選手権出場を考えながらも、金銭的に余裕がないから、せっか
> くヨーロッパにいってもスイスにいけないかもしれない、そう考えている選手もいま
> す。
>  ユニバーやJWOCの学生選手はもちろん、強くなるためにエネルギーを注げば注ぐほ
> ど、自分で確保できる資金は限られてくる。しかし、強くなるためには国際舞台での
> 経験が必要だ。彼らはそういうジレンマに置かれています。
(後略)
既にパークOおよび東大大会会場にて趣旨説明および申請所式を置いておきましたので、
ご覧になった方も多いかと思いますが、ここにあらためて紹介させていただきます。
(現在口頭およびメールレベルですが出資側で2名、申請側で1名の申し出があります)
申請のための必要条件は大事なお金を運用する上での取り決めですが、制度の主旨が原点
ですので、本当に困っている方はまずは気軽にご相談下さい。
また、みなさんのご理解とご協力をお願いいたします。

学生オリエンティア奨学金制度(SOS)"Student Orienteer Scholarship"
                                      2002.6.1
? 奨学生募集
  今年度の奨学金申請を受付けます。希望者は趣旨を十分理解の上、お申し込み下さい。
【主旨】
1)経験のスポーツ「オリエンテーリング」において優秀な人材を育てるためには、学生時代から
  多くの海外経験を積んでもらうことの意味は大きい。しかし現状の日本の学生は「時間はある
  が金がない」という人が多く、遠征資金稼ぎのためにトレーニングの時間をアルバイトに使
  っているという状況にある。
2)上記実情を鑑み、将来性のある学生を対象に1回最高20万円まで(ほぼ航空運賃に相当)の
  資金を無利子で貸与する。
【審査および運用】
1)申請のための必要条件
 ・世界レベルの大会に2度目以降の遠征者を対象にする。世界レベルの大会とは、JWOC、
  WUOC、WC、WOCの4大会を指す。但し、JWOCのみの2度目は除外する。
 ・原則として成人の大学生または大学院生であること
2)申請方法
 ・奨学金を希望する者は、別紙書式に必要事項を記入し申請する。
 ・その際、過去の遠征経歴を含め、総費用とその源資内訳を明確にしなければならない。特に
  外部からの援助金がある場合は、その旨記入すること。
3)対象者の審査
 ・出資者とは別に選考委員会を設ける。ML・大会での掲示その他を通じて告知し選考委員会
  が対象者からの申請書を受けて審査・決定する。審査ではそれまでの実績のほか、選考会の
  成績、コーチの推薦なども参考にして総合的に判断する。
 ・際立って優秀な対象者の場合は、初めての遠征者、2回目の奨学金支給を認める場合がある。
4)奨学金支給後の運用
 ・資金の効率的な回転をはかるために、学生の身分を失ってから1年以内での返還を求める
  (就職状況により、特例として2年を認める場合がある)。
 ・遠征後、簡単な遠征レポートの提出を求める(書式自由)
 ・学生年度の初月である4月に学生であることを証明する書類の提出を求め、返済計画の変更
  の有無を確認する。
【発起人】
  雨宮光陽、尾上秀雄、村越 真、山岸倫也、橘 直隆
【実績】
  山口大助(99年度)、藤城公久(99年度)
 ※詳細はSOS事務局(尾上秀雄 )または発起人にお尋ね下さい。
? 出資者募集
 上記趣旨に賛同し預託金(一口10万円)をご提供をいただける方は事務局までご連絡下さい。
[from orienteering-ML 020604]