「クイックO」って何?

新潟の藤島です。

6月5日(土)の東京ベイエリアスプリントでクイックOがメニューとなりました。ク
イックOはこれまで体験的なイベントとして各地で行われて参りましたが、イベント
のメインメニューとして参加者を募集して実施されるのは初めてではないかと思いま
す。この機会に「見て楽しい、やっても楽しい」クイックOにぜひ挑戦してください。

クイックOの動画はこちらをご覧ください。

さてそのクイックOですが、今後各地で実施されるケースが増えて行く(増やしたい)
ことが予想され、その定義付けを求められる段階に来ております。
そこで私の考えているクイックOの定義を下記に述べておきたいと思います。

「クイックオリエンテーリング(クイックO)とは、限られた競技エリア内で究極に
単純化された地図とテレインを用いて行われる、1回あたりの走行距離と所要時間が
極めて短いオリエンテーリングの方法である。クイックOの実施にあたっては、以下
の要件を満たす必要がある。」

1 平らで硬い地面や床で行うこと。
2 同じ形状、大きさの物を特徴物として1種類だけ用いてテレインを設計すること。
3 全ての特徴物の間を競技者が通過できること。
4 競技者がスタート地点から全ての特徴物を目視できること。

<解説>
1について:平らで硬い地面や床で無い場合には地図にその様子を表記する必要があ
り、「地図とテレインを究極に単純化する事」に反することによる。
2について:これも「地図と現地を究極に単純化する事」に必要であることによる。
3について:例えばパイプイス等をくっつけて並べて「迷路」を作ってはならない、
ということ。クイックOではルートチョイスを重視していないことによる。
4について:あまりに広いテレインを使ってはクイックOの意義が損われるという考
えによる。

4は、「○m×○m以内とする」という表現が今の所できないので曖昧にしてあります。

冒頭の1文についてはその表現を修正する必要もあろうかと思いますし、将来的には
「室内オリエンテーリング」として大会を開くために、競技規則の制定が必要になる
とも考えています。

クイックOは実施場所の広狭に関わらず同じ地図が使えるので、地図に縮尺を表記す
ることを必須とはしていませんが、経験者向けであったり、広めのエリアで行う場合
は縮尺を表記した方が参加者に親切と思われます。

コントロールの設置方法も基本的に自由です(ただしくっつけないこと)。子ども向
けには歩測で簡単に設置できるので等間隔に置くようにしていますが、経験者向けで
GPSが利用できる場合は、今回のイベントのようにランダムに設置しても良いでしょ
う。

ちなみに私とクイックOの関係ですが、海外では既にこの方法でオリエンテーリング
が行われていた事から、「『クイックO』の命名者」「日本におけるクイックOの第
一実践者」と言っていただくのが適切だろうと考えています。「発明者」ではありま
せん。

クイックOに興味のございます方は藤島まで遠慮なくお問い合わせください。
よろしくどうぞ。