野球とソフトボールが落選という事で「普及活動を怠った結果が招いた野球・ソフトボールの五輪競技落選」という記事があった。
IOCの規定では「夏季オリンピックの実施競技は、男子は4大陸で75カ国以上、女子は3大陸40カ国以上で広く行われていること」「冬季オリンピックの競技は、3大陸25カ国以上で広く行われていること」だそうで、国際野球連盟(IBAF)の加盟国は現在121の国と地域だが「広く行われている」という所で引っかかったようですね。WBCはずっと参加国数が16。
オリエンテーリングは、IOFのサイトによると「These are the current member federations of the IOF. There are now 70 member federations, of which 49 are full, and 21 associate members.」で75カ国には、もう一息ですね。しかし、国数だけだと、もっと多いスポーツが沢山ありそうです。一方、世界選手権の参加国数では、今回のハンガリーで「Participating Countries 45 (anticipated)」、愛知のときで36カ国なので、野球よりはずっとましですね。野球とソフトボールが最後まで選考に残っているということのほうが不思議なのかも知れません。
それはそうと、今回の世界選手権をみると、いよいよ中国の女子は本ものになってきたかという印象です。リレーで10位。ミドルで Ji Li が25位、スプリントは3人決勝に進出して Shuangyan Hao が10位です。また、シモーヌも復活してきました。ここまででミドル、スプリントとも3位です。
普及と競技力強化とどっちが先かという話があって、簡単ではないが、たまたま非常に強力な人が選手になるという幸運があれば別ですが、地道に本気で普及を考えるべきかもしれません。大学である程度行われているという事実は活かさなくては勿体ないけれど、それだけに頼るのは危険すぎると思えます。
(2009-8-24) 上位3+ASIAでまとめました。Daniel Hubmann(SUI)ついに優勝&メダル3個。Simone Niggeli(SUI)復活、ロング優勝&メダル3個。スイスは人口760万人の小国、学校からの普及というのが日本との大きい違いでしょうか。
| Sprint | Middle | Long | Relay | |
| 男子 | 1 Andrey Khramov(RUS) 2 Fabian Hertner(SUI) 3 Daniel Hubmann(SUI) |
1 Thierry Gueorgiou(FRA) 2 Daniel Hubmann(SUI) 3 Matthias Melz(SUI) |
1 Daniel Hubmann(SUI) 2 Thierry Gueorgiou(FRA) 3 Mikhail Mamleev(ITA) |
1 Switzerland 2 Russia 3 Finland 31 China 34 Japan |
| 女子 | 1 Helena Jansson(SWE) 2 Linnea Gustafsson(SWE) 3 Simone Niggeli(SUI) 10 Shuangyan Hao(CHN) 41 Mingyue Zhu(CHN) — Ji Li(CHN) MP |
1 Dana Brozkova(CZE) 2 Marianne Andersen(NOR) 3 Simone Niggeli(SUI) 25 Ji Li(CHN) |
1 Simone Niggeli(SUI) 2 Marianne Andersen(NOR) 3 Mainna Kauppi(FIN) 30 Mingyue Zhu(CHN) 31 Shuangyan Hao(CHN) |
1 Norway 2 Sweden 3 Finland 12 China 22 Japan |