ロゲイン地図というと、O-MAPを使うものもありますが、国土地理院の1:25000をベースにしているものが大部分です。今回のアンケートも地理院地図をベースにして、道・建物・等高線などが見易いように、色を調整してみました。ものにより、道路が見易かったり、建物が見易かったり、等高線が見易かったり一長一短です。
どれが良いでしょう? アンケートは、見本地図画像の後ろにあります。
(1)道路:白、建物:オレンジ系、背景:白


(2)道路:白、建物:グレー系、背景:白


(3)道路:白、建物:オレンジ系、背景:薄い色


(4)道路:白、建物:グレー系、背景:薄い色


(5)道路:薄い色、建物:オレンジ系、背景:白


(6)道路:薄い色、建物:グレー系、背景:白


(7)道路:薄い色、建物:薄い色、背景:白


(2018-4-21追加)
アンケート回答数が50に達しましたので、切りの良いところでアンケートをクローズしました。
結果は以下のとおりで、(2)と(7)が他を圧しての引き分けとなりました。
建物の色は、電子地形図購入時に選べ、その選択肢はオレンジ、グレー、ピンク、赤の順になっています。今回のアンケート選択肢の(1)(2)は、電子地形図に相当する色になっています。
オレンジは、等高線と同系統の色なので、好まない人が多かったようです。
(7)の薄い色の建物は、コメントの「ざっくり有る無しが分かる程度で良いかもしれません」という考えで、試行してみた色で、5月12日開催の三浦海岸フォトロゲインで使用する配色です。
なお比較した地図は、電子地形図ではなく、数値地図(国土基本情報)というベクトルデータから生成した地図です。
<アンケート結果>


コメントは16件いただきました。
- cpの見易さでは建物はグレーの方がいいんですが、見栄えというか華やかさがいまいちなのでほとんど(1)を使っています。
- 7が道路が見やすそうですが…
- 1が1番見慣れていてしっくりくるのだが、建物とコンタがオレンジでかぶり見づらいので2で
- 老眼になってくると、コントラストがしっかりしているほうが見やすいです(つまり背景や道は白)。建物がオレンジだと、等高線と見分けが難しくなります(等高線が濃いめの茶色だと、道と間違えることあり…)。
- 建物がオレンジだと等高線が目立たない。建物は7番位に薄くして、ざっくり有る無しが分かる程度で良いかもしれません。
- 等高線が読みにくいので、建物オレンジは避けてほしい。背景に色をつけると、コントラストが減るので、見にくい。特に走りながら日影で読む時など、シニアの目には輪郭が読みにくい色使いは辛いです。
- CP円の色とコントラストがあると助かります。また、CP円が透過処理されているととても見やすいです。
- 平坦エリアでない限り、何よりも等高線が明瞭なことが重要。次に小路~道路。この観点で(7)が最良。
- 背景の白ですが多くなると、目が疲れやすくなるかな。(4)でもいいか。
- 山岳系のテレインは、起伏にシェードがかかっていると、高低が分かりやすいです。
- 2と5で迷って5にしました。5だと道が入り組んだときに道が特定しやすいかと。
- 等高線と道路が浮き出るようなのが、見易いです。
- 等高線のオレンジが他と被らない色調がいいです。建物がオレンジは見にくく感じました。
- (7)で道路:白
- 街ロゲは細かい道が見やすく、山ロゲは等高線が見やすく、が希望です。面白いアンケートですね。結果が楽しみです。
- 等高線の色と水系の色は埋もれてしまわないように同系色は不使用。道路と建物は共に人工物として灰色系、背景色は不要、なので6番になりました。