国土地理院から「地形が直感的にわかる地図を公開します」という発表がありました。詳しい内容は発表を見ていただくとして、ここでは「赤色立体地図」と「色別標高図」の違いについてひとこと。
以下は、富士山周辺を両方式で表示した地理院地図の画面です。さすがに富士山、どちらでも、よく形が判りますね。色別標高図のほうが見慣れていて自然に感じる人が多いでしょう。
次の2図は、上下逆さまにした富士山の画面です。赤色立体地図では、相変わらず富士山は富士山ですが、色別標高図では富士山が窪んで見えるでしょう。また自動車道路が尾根を走っているように見える部分もあるでしょう。
この違いは、赤色立体地図が見る方向を問わない色の使い方をしているのに対して、色別標高図は特定の方向(一般的には北西)から光を当てた時の様子を示しているからです。ということで、色別標高図は、現地で進みたい方向に合わせて地図を見る(正置もしくは整置)のには向いていないという事です。



