新ウィルコム定額プランGの狙いは?

ウィルコムの会社更正がきまり、インフラは新会社に移すという事で、ウィルコムはインフラ業者というよりMVNO業者になるようですね。こういう形だと、既存のウィルコムユーザーを他の携帯会社が拾ってくれるというのは当面なさそうですね。
と思っていたら、違うサプライズがありました。PHSデータ通信の最速の接続方式とドコモの3Gの接続を切り替えられる「HYBRID W-ZERO3」という機種限定ですが、PHSデータ通信が基本料のみで無制限に利用できるサービスが開始。ドコモの3Gを使うと別途かかりますが、ハードと通信料と合わせて3000円/月という安さです。
迷うところです。携帯系というのは拘束期間があるので、なかなか難しい。拘束なしだったら、すぐにでも契約してしまうのですがね。というのも、ドコモ3Gはないけれど、ワンセグとQWERTYキーボードのついた「WILLCOM 03」というのがあって、ハードとしてはそちらのほうが好みなのです。ただ、こちらだと基本は2080円/月だけれど、実際は4880円/月になりそうなのです。
「WILLCOM 03」に「HYBRID W-ZERO3」と同じ通信料金を適用して欲しいところです。

そもそも、なんで「HYBRID W-ZERO3」はこんな料金にできるのだろう?考えてみました。

(1)例えばウィルコムとドコモの3Gに関する契約で、3G利用時の料金にペイバックがあり、利用者がついつい3Gを使ってしまうのだとしたら、ウィルコムにとっての負担増がわずかで提供できるのかもしれません。このストーリーだと、他の機種への拡大は見込めませんね。

(2)今回の会社更正に関する記事をみてみると、ウィルコムのインフラは結構充実しているようです。だとすると、データ通信使い放題というのは、インフラ面からは問題ないのかもしれません。もっとも実際のユーザーの使い方は試してみないと判らない面もあるので、今回のサービスはその試行としてやったもの。これで利用者が増えるなら、ひとりあたり通信料収入が下がっても良いという考え。3Gと関係ないデータ通信カードで、ハード+通信料を新規契約に限ってますが、使い放題で980円/月というのも現在やっているので、このストーリーもありかもしれません。このストーリーだと、他の機種への拡大が見込めますね。

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