キリマンジャロに登る (10) 7/31 ウフルピーク(5895m)登頂そして下山

・夕食後、仮眠して23時に起きて、山頂アタックの準備開始。1200m登り、時間的にも一番寒い時刻に山頂付近に行くわけなので、気温は10度下がっても不思議はない。という事で、フリース・ダウン・ゴアの雨具と重ね着、もっともカイロはさすがに暑くなりそうなので止めました。

・ここで止めようという人でも出たら、それにのるのもありと思っていたが、誰も言い出さない。

・12時頃に登頂開始。ウフル・ピークまで約6kmなので、これまでとは大違いの急傾斜。5合目から富士登山するのと似た感じでしょうか。富士ほど整備されているわけではないけれど、まあまあ登りやすい。ゆっくりしたペースなので、2度ほど径を譲りながらの登り。遠方からみた時は真っ白でしたが、離れたところには雪が見えても登る道には雪はなし、うまく隙間を選んでいるようです。結局、山頂のお鉢に到着する前に、ご来光を迎えました。

・そして、お鉢のギルマンズ・ポイントに到着、更に200m上に見えるウフル・ピークまでお鉢巡りで、ステラポイント経由で向かう。お鉢部分は、ほとんど雪に覆われていて、空気も薄いので、動きが遅く、ちょっと歩いただけで休む。この時のSPO2はいくつ程度だったのだろう?ただ、不思議と頭痛はしなかった。この段階でザックをポーターに持って貰った。ウフル・ピーク到着。けんけつちゃん登頂の写真を撮影。

登頂途中でご来光
ステラ・ポイント
ウフル・ピーク


・結構、疲れている。これからキボ・ハットまで、そして更にホロンボ・ハットまで降りるというのが信じがたい気分。お鉢の部分は融けて固まっている部分が多くて、足を取られやすく、転ぶ人多し。ギルマンズ・ポイントからは、砂走のようと聞いていたので、登りと違う場所かと思っていたのだが、元の道を降る。そして、途中から登りの道と交差するような感じで砂走風の道がでてくるので、走り降る。急斜面の砂走が終わり、あともう少しと思ったが、実はこの先が長かった。急斜面でないため、斜面まかせでは降れず、歩くしかない。

長かった下り道


・やっとキボ・ハットに戻り、昼食。少し休んで、午後になり、曇りがちで気温も下がり、途中から小雨も降る中、ホロンボ・ハットまで移動。かなり消耗していて歩みも遅かった。ティータイム、そして夕食。

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