WOC97 チャリティ大島OL大会(1997/4/20)

4月20日、大島OL大会に行ってきました。大分、昔にも開催されたのですが10年前には開催される直前に噴火があって中止になったといういわく付きの大会です。というわけで、ちょっと前に伊豆で地震があったときは、まさか!と思ってしまいました。

今回はやっと火口付近がオープンになったので、開催されたものです。あそこは火口付近以外はまむしがいて林でのOLはちょっと無理なところです。

<4月18日(金)>
仕事の終わったあと、横浜大桟橋から東海汽船で大島に向かう。2等の雑魚寝、今の時期はまだまだ人が少ないようで、ほぼ身体を伸ばして眠れた。

<4月19日(土)>
岡田港に着く。雨が降っているので、ほぼトレーニングコースに入るのをあきらめた。バスで元町港に向かい、そこの待ち合い室で休む。結局、オリエンティアが集まって来て、ごろごろ食べたり、眠ったりですごす。9時過ぎくらいになって動き出し、

まず宿に入ってからTS氏とKK氏と地層が見える観光地まで走った。往復15km。そして、火山博物館を見学。
戻ってしばらく休んだあとに港の近くの「浜の湯」にいった。ここは、海沿いの崖の上のようなとこにあり、公園と隣接した露天風呂。水着を来てはいる混浴風呂。この頃には晴れていたので、気持ち良い。海もよくみえるし、山も良く見えるしとっても開放的。ビールを飲みながら入っている人も多い。そのうち、橘のMTさんやTA氏も来て話をしながらゆぅったり。これは夜ヘールボップがまた見れるかな?と思っていたら曇ってしまい全然でした。

<4月20日(日)>
起きると晴れ。バスで会場の大島温泉ホテルに向かう。外輪山にあってとても景色が良い。トレコースにはいった後、いよいよレース。西部劇にでてくる荒野という感じ。大失敗をしてしまった。

ほとんどが溶岩に覆われていますが、写真左手の草原らしいところが大会テレインでした。

レースが終わったあとは、大島温泉ホテルの温泉につかって疲れをとる。外輪山の中のはるか彼方までの緑を眺めながらつかる露天風呂。空気はちょっと冷たかったけれど前日につづき良い気分。

表彰式まで見たあと、茶屋まで歩き、バスがでるまでの35分で火口までを何とかかんとか走って往復。

舟ではMOさんとコースにルートをかいたりした後、眠ってすごしベイブリッジを通過するあたりで甲板にでて景色を楽しんだ。降りたあとは、10人位集まって中華街にゆき夕食をして満足。

<レース結果>

クラス:MAL
距離 :6600m
地図 :伊豆大島裏砂漠 縮尺1:10000
天候 :晴れ

 1(307)  3:33ほとんどフラットで細かいでこぼこが沢山ある地形。まさに
                砂漠という感じの地形。右手には迫り来る溶岩が崖のように
                固まっている。これを手がかりに走って、ちょっと尾根を降りた
                というような所で、ちょっと行き過ぎたが戻ってチェック。
 2(331)  4:48   また、右手の溶岩崖をたよりにして、その崖と左手の小さな丘の
                間を抜けてすぐに東西につづく細尾根の手前側を沿って走って
                簡単にチェック。
 3(329)  2:41   そのまま尾根にそって走り、まさに砂漠という砂ばかりの地形に
                でて、正面にそびえる塔のような地形を地図と確認して、更に
                左前方200mの崖を目指してはしり、この右側を抜けて鞍部の
                ような地形を探しながら走った。
 4(322)  4:14   4までの直線より南の平らな地形を走る。約350m先の小さな
                岩山で方向を変え、尾根を越えてその先に見える小山を目指して
                走り、その前にあるポストを発見。
 5(325) 12:51   ここまでが順調で気を許してしまった。途中の砂地の沢で充分に
                わかると思って走ったのが大失敗。砂地の沢らしいところが沢山
                あり、現在地不明になる。コントロールの先の大きな岩崖が良い
                目印になるはずと思って進んだが、なかなかでてこない。砂地で
                すべったり、足場の悪い岩場のような地形を通るので距離感が
                まるでわからなかった。目印の岩崖を東か西にはずしてしまった
                可能性も心配しながら進む。やっと岩崖らしきものが見えて
                リロケーションでき、その手前の尾根を東に150mくらい進み
                パンチ。
 6(326)  4:34   直進したところ、コントロールのある尾根の西の沢におりたのを
                東の沢におりたつもりで、ちょっと西を探してロス。
 7(211) 14:04   未知までほぼ直進。グリーンを越えてから、溶岩がゴロゴロして
                足場が悪いところを進んでいるうちにまた距離、方向がずれる。
                なんども行ったり来たりして、KK氏が同じところに来た時に
                東にある山を見てやっと現在地を知りリロケーション。ちょうど
                そこに近づいてきたYS氏とFT氏が先に目的に沢に入って発見。
 8(302)  4:14   先行してパンチした2人を追って走ったが、途中で細かいところで
                ルートを誤り離されてしまった。グリーンに挟まれたところを抜け
                斜面を登り、前方の砂地をみてそこに走りこんで陰の崖に向かった。
 9(210)  5:48   目の前のグリーンを避けてから直進し、岩崖の沢?東の端に近い
                ところに出て、南西方向に向きを変えて沢の中に入り、その中の
                小さい沢に向かった。
10(303)  4:34   10番があるだろう林が遠くに見えたので、そこに向けて走る。
                途中、救護所に水でもないかとよったがなかった。林について
                ちょっとウロついたがOK。
11(309)  5:39   遠くの溶岩崖を見ながら走った。途中うっかり1番を探そうとして
                しまったがすぐに気がついてやはり溶岩崖の形を見て簡単にパンチ。
12(888)  1:15   広い沢にでてそこを奥まで進んでOK。
goal     0:49   
total 1:10:51
順位:63位

5、7があまりにも雑な走りになってしまった。集中力が不足。
しかし、面白い地形。全日本の富士山に続いて、こういう地形は面白い。

***しみず きよし***
e-mail: ### (orienteering情報他)http://www.yk.rim.or.jp/~kiyos/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください