場所:沖縄最北端の伊平屋島
日程:2002/10/18-19
10/18 受付と前夜祭
10/19 レース(フル:15時,ハーフ:16時)
とパーティ
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夕方スタートして月明かりの下を走るなんて、とてもロマンティック(ちと言葉が古い?)ですよね。まあ山岳耐久だって月明かりの下を走るよという声もあるかもしれないですが、それを大会名にしてしまうところが良いです。
毎年参加人数が増えて今年は1000人の参加(フルは200)になりました。人口1600人の島に、これだけ人が来ると宿もフェリーも大変で、フェリーは通常2便なのを他の島向けのものを動員して4便になりました。泊まりもホテルや民宿では全然足りないので、体育館や公民館に沢山の人が一杯雑魚寝し、テントを持ち込む人も沢山いました。
10/18(金) 移動と前夜祭
コンビニのゴーヤ弁当 46.10 KB |
フェリーからの景色 28.86 KB |
伊平屋港での歓迎 35.52 KB |
ブーゲンビリア 34.99 KB |
前夜祭 35.52 KB |
金曜日に朝一番の飛行機で那覇より、今回は沖縄にしかないファーストフードでも食べてみようと市内の「波の上」にあるJEFというところで朝食にしました。沖縄にしかないって、どんなメニューかというと「ゴーヤバーガー」とか「ぬーやるバーガー」というのがあります。「ぬーやるバーガー」を食べてみました。
ゴーヤの苦味が利いてました。その後は周りをブラブラしてからバスで運天港に移動しました。バスでは以前この大会で知り合いになった人たちと一緒になりました。そして、バス内ではコンビニで買ったゴーヤ弁当の昼食とゴーヤづくしをやっていました。
運天港からは約1時間30分のフェリーの旅です。もうフェリーの上はムーンライトマラソンの参加者で一杯で、大会の雰囲気になっています。沢山のビールを入れたクーラーボックスを持ち込んでいる人もかなりいます。島に着くと、子供たちの太鼓での出迎えがあり、島全体で歓迎していることが伝わってきました。
受付をして、体育館宿泊なので毛布ももらい寝場所を確保します。そして、しばらくすると夜になり、いよいよ前夜祭です。雨が降っているので、みんなテントの下に入りながらの食事です。本島から芸能人や司会も呼んでの前夜祭です。途中からは雨もやみ、たっぷりソーキそばを食べ、飲みもしました。コンタクトを落としてしまった女の子がいて、それを探したりなんて事もあり、どんどん時間が進んでいきました。前夜祭が終わったあとは、まだ早いしな、明日のレースのスタートは遅いしなという事で仲間たちと2次会までやってしまいました。
10/19(土) レースとパーティー
スタート地点 38.38 KB |
表彰式 40.25 KB |
空には月が 14.23 KB |
コンサート 34.31 KB |
コンサート 29.00 KB |
特に午前中やる事もないのでバスでコースの見学です。毎年コースの舗装が進み、残りは後200mくらいのみになっていました。昼は港の食堂でモズク膳。なかなかおいしかったです。そして14時、開会式があって、その後はエアロで準備体操。前はスタート直前までエアロというすごいスケジュ-ルだったのですが、今年はだいぶそのあたりも判ってきたようでスタートの20分前には終わりました。
スタートの時間になったら雨が降り出し、雨の中のスタートになりました。ただ降りは激しくなく丁度暑さがしのげて良いという程度でした。ただ、女性には風がきつかったようです。そして、5kmに向かう途中では前方に虹も見え、なんだか嬉しくなりました。田名、我喜屋、島尻、野甫の各集落、そして念頭平松のところなどでは沢山の人が、太鼓やなべを持ってきての応援があり思わず力が入ります。島は全体がさんご礁に囲まれていて、晴れるとその色がとても美しいのですが、今回は残念ながら、その鮮やかな色は楽しめませんでした。毎年本島から参加する仮装のFI君、今年はとなかいでしたが、競り合いながらの走りになりました。我喜屋のエイドが見えたらさっとスピードを上げたので、こりゃもう駄目かなと思ったら、それ以後FI君はいっきにスピードが落ちたとの事でした。これ以後は島の南東側の道路でいよいよ陽が沈みます。これ以後はそんなにスピードも落ちることなく、ゴールできました。FI君、以前はおばけちょうちんで走ったりして小柄だけどなかなかのパワーです。来年、どんな仮装か楽しみです。
そしてシャワーも浴びてすっきりし、マッサージもしてもらい、いよいよ9時からパーティです。5年前の時のパーティではメジャーデビュー前のキロロのコンサートでした。今年は沖縄のほうで最近出てきたというバンドでした。写真のとおり、火も使っていてなかなかの迫力で、最後はロック風カチャーシーか、カチャーシー風ロックかという感じで皆での踊りになりました。これが12時まで続き、終了後も暫くは体育館でそばの人たちと話したりしてすごしました。こんな感じで、お祭りという雰囲気がとても楽しかったです。
10/20(日)-21(月 レース後
ゴーヤ丼 34.60 KB |
民宿へ到着 24.98 KB |
窓に張り付くやもり 25.95 KB |
ソーキ汁とグルクンの刺身 40.43 KB |
洗面所の天井 14.47 KB |
民宿のおとなしい犬 40.22 KB |
やぎ 37.32 KB |
展望台からみた辺土岬 29.85 KB |
堂々たるヤンバルクイナ展望台 33.72 KB |
ゆっくりして9時のフェリーで帰る人を見送りました。そして、前から登りたいと思っていた島の中心部にある越岳に行ってみました。10時30分のフェリーに乗るつもりだったので間に合うか心配しながらでしたが、結局山頂とそこから少し離れた展望台と両方に行けました。山頂はまわりが見えないかも知れないと思っていたのですが、予想どおり木に覆われていて駄目でしたが、展望台の方は島の両側が見えて良い景色でした。展望台の建物自体は強風のせいでしょうか?柱がゆるんでいて立ち入り禁止になっていたので直してほしいものです。
フェリーで本島に戻った後は、名護でやっていた「やんばるの産業祭り」でゴーヤ丼を食べた後、今まで行った事のない北部の「奥」という所までバスで移動しました。奥は虫も動物も沢山いるようで、民宿もきれいな部屋なのですが、夜になると洗面所の天井に「やもり」が沢山でてきます。おとなしい犬がいて、同じ村にはヤギを飼っている家もありました。食事は沖縄の県魚というグルクンの新鮮なのが手に入ったというので刺身がでたりしてシンプルだけどおいしいものでした。
翌日は辺土岬などを見に行きました。同じ宿に泊まっていたドイツ人ふたり組ともなんどか会いながらの移動でした。4週間の休暇で北海道から沖縄まで旅をしているとの事。名護に戻る途中は遠回りのバスルートで中部の東海岸も回ってみました。平良という所には「宮里藍...」という幕が張ってあり最近伸びているゴルフの宮里の出身地だというのがわかりました。また、慶佐次という所は湾の奥の河口がマングローブ林になっていてカヌーもできるという、西表島の浦内川のミニ版という感じの楽しそうなところも発見しました。
そして最後は那覇空港。A&Wというファーストフードでルートビアというのにチャレンジ。なかなか気に入りました。
ちょっと疑問
ゴール後、友人たちと話したのですが、ちょっと距離が不正確のようです。5-10kmの区間が少し、たぶん200mくらいは長く、40km-ゴールの区間も長かったようです。別にタイムを狙う大会とは思ってないのですが、やはり距離は正確にしてほしいものです。